耐震基準を建築年から推測
こんにちわ(^^)
アラフィフブロガー じつ@です
2022年に入ってから地震が
多いですね、私が住んで居る
関西でも立て続けに発生してます
今回は地震大国と言われる
日本における耐震基準は一体
どうなっているの?
自宅・実家など様々な
建造物家屋について
参考にして貰えると幸いです
このページは自宅・実家の家屋が
『今、住んで居る家屋はどうなの?』
『建築物・家屋の説明は難しすぎる』
『建てられた年代で耐震どう違うの?』
そんな方に向けてこの記事は書いています
日本は世界的にみても地震が
多いのが有名で人々の生活には
欠かせない住宅家屋は安全基準が
年々変更され進化しています
掲載時点(2022年4月)では
大きく年代を分けて2種類
旧耐震基準と新耐震基準の説明を
していきたいと思います
旧耐震基準と新耐震基準
こんにちは
賃貸に住んで居るんですが
そろそろマイホーム購入を家族で
計画していて相談なのですが
最近、地震が多くて心配になって
Qさん こんにちは
本当に最近は地震が多いよね
私が住んで居る関西では
掲載時にも複数回揺れて
ビックリする事があったよ
特にこれから住宅を購入予定の
Qさんは耐震基準が気になるよね
そうなんですよ
住宅を探すのに耐震・免振って
地震の説明に書いてあるんですが
難しいくてよく判らないんです
住居をはじめ建物を建てるには
建築基準法に従って進めて行くんだ
新築などは最新の耐震基準を満たして
いるけど既存住宅(中古住宅)も
視野に入れて検討しているなら
年代に注視して調べて欲しいんだ
Qさんは新築住宅を購入予定?
本当は新築を購入したいんですが
家族で相談しているのは予算を
考えると既存住宅(中古住宅)も
現実的には有りかと思って居ます
うん・判るよ
僕も新築物件を中心に探していて
予算などを考えると中古住宅も
考えないといけないなと思ったよ
そこでQさんに注意して欲しいのが
既存住宅を検討する時に建てられた
年代をよくみて欲しいんだ
見るポイントは
《旧耐震基準と新耐震基準》だよ
1981年(昭和56年)が重要ポイント
旧耐震基準と新耐震基準で
重要な年代があります
それは1981年(昭和56年)
この年に耐震基準が変わって
いますので注意が必要です
マイホーム購入計画を始めた時に
旧耐震基準と新耐震基準って言葉を
聞いた事があるんですが
1981年(昭和56年)が重要ポイント
になるってことですよね?
うん、新築物件ではなく
既存住宅(中古住宅)を視野に
いれてマイホーム購入を進める
なら1981年(昭和56年)は
かなり重要ポイントになるので
覚えていて欲しいな
昭和56年か・・・(^^;
私が生まれる前になりますね
この年に日本で初めて耐震基準が
出来たってことですよね?
いつ頃どんな建造物が建てられたかは
建築年から耐震基準が推測できる
う~ん・おしい♪
日本で建物の基準が初めて
出来たのはQさんが言ってる
昭和56年(西暦1981年)では
なく1950年(昭和25年)なんだ
福井県で発生した大きな地震
1948年(昭和23年)が契機に
なって安全を考えて最低限の
基準が設定されたんだよ
地震の段階に震度7が加えられた
のでも有名な年になったんだ
1948年(昭和23年)に福井県で
発生した大きな地震を契機に
日本で初めて建築基準法が
1950年(昭和25年)制定され
その後も何度も追加されます
地震に係る耐震基準は複数回変わっている
1948年(昭和23年)はピンって
こないけど福井県であった大きな
地震がきっかけになって建物の
安全基準が出来たんですね
あれ?
旧耐震基準と新耐震基準は
1981年(昭和56年)が重要ポイント
って言ってたので1950年(昭和25年)
に出来た建築基準法は旧耐震基準に
なるんですか・もしくわ別の基準?
Qさん 流石・鋭い 大きく二つの
旧耐震基準と新耐震基準があって
それより古い時代の建築基準法1950年
(昭和25年)~1970年(昭和45年)は
旧々耐震基準と考える事が出来るんだよ
なるほど~♪ そうなんですね
日本で初めて建築基準法が出来たのは
福井県で起きた大きな地震が契機だと
言ってましたが他の基準法変更時にも
何か出来事があったんですか?
そうなんだよ 日本は地震大国
大きな被害が出て今迄の基準では
安全が確保する事が難しいと判断
された時に建築基準法が変わっている
例えば旧々耐震基準が変わる契機に
なったのは1968年(昭和43年)で
この年は十勝沖地震が発生したんだ
旧々耐震基準では震度5以上の地震で
倒壊の可能性があり現状基準では
そのままでは使用するのは難しく
耐震改修や家屋を解体・除去して
再建築をする必要があるよ
旧々耐震基準は震度5以上の地震が
発生したら倒壊するかもって
実際に震度5以上っておこってます
よね?だから複数回変わっている?
耐震基準の相談は続く
その通り!!
1971年(昭和46年)の6月に
建築基準法改正があって
ここで旧耐震基準が出来たんだ
この改正で震度5強の地震で
起こる揺れにも耐えられる基準が
制定されて木造住宅の下部(基礎)
がコンクリートになって
マンションはRC造りなどの
より強固なものに見直されたんだ
なので1971年(昭和46年)~
1981年(昭和56年)が旧耐震基準
と推測出来る事になるんだよ
それで旧耐震基準が
1971年(昭和46年)~1981年
(昭和56年)になるんですね
凄く判りやすい説明です♪
ちなみにその他にも変更の契機に
なるような地震はあるんですか?
そうなんだ他にも契機があって
1978年(昭和53年)には
宮城県沖で地震が発生
それをきっかけに
1981年6月(昭和56年)に
マンションでは最新基準となる
建築基準法が改正されて
いわゆる新耐震基準が出来たんだ
これは建物の弾力性を高めて
震度6~7強の揺れに耐えて
倒壊しないように制定され
その後・1995年(平成7年)には
阪神・淡路大震災が発生して
2000年6月(令和2年)
戸建ての最新基準となる
建築基準法が改正されたんだ
本当だ・見せて貰った資料には
2000年基準ってかいてあるけど
阪神・淡路大震災が契機に耐震基準
(木造住宅)が改定ってありますね
地盤調査実施とその地盤にあった
基礎構造にしないとダメなんですね
これが戸建て住宅の最新基準なんだ
既存住宅(中古住宅)なら2001年(平成13年)以降の物件
1万円からできる不動産投資【利回り不動産】今、不動産市場に出ている物件を
年代を検討して探すなら新耐震基準
1982年(昭和57年)以降がポイント
可能なら2001年(平成13年)以降が
安全性を考えると推奨となります
なるほど新築住宅ではなく
中古住宅を探すなら2001年
(平成13年)以降がポイントに
なりますよね・しかし売出し価格が
それ以前の物件より差があるのは
2000年基準があるからなんですね
マイホーム購入の資金をどうするか
住宅ローンも調べないと
うん 可能なら2001年(平成13年)
より築浅物件がお勧めだけど
資金的金な事もあると思うので
1982年(昭和57年)以降まで
検索を広げてみたら良いよ
後は住宅ローンで注意して欲しいのは
無理な返済計画と借り過ぎに注意
ギリギリまで借入せず余裕がある
返済比率を考えてね
お勧めは毎月の計画が立てやすい
《固定金利》
別記事の金利を掲載しているので
参考にしてみてくださいね
☆掲載時点の金利となります☆
☆2022年4月・住宅ローン金利(フラット35)記事☆