宅地建物取引士とは

後輩が1年で一度:秋に開催する
令和7年に宅建士に挑戦するので
質問を色々と受けました
色々と説明をしました
夏が過ぎる頃に多くの方が目指す
試験に少しでも役にたてばと思い
若手社員に話した
基本的な内容を掲載いたします
日本国内にある国家資格で常に人気上位に
くるのが宅建(宅地建物取引士)です
不動産業では重要も高く
資格手当が出る企業もあります
日本国内の不動産取引において
重要な役割を担う国家資格で
宅地建物取引業法に基づき
取引の適正化と消費者保護が目的
宅地建物取引士(宅建の仕事)

- 宅地建物取引士
不動産売買や賃貸借契約で
重要事項説明や売買契約書に
記名・押印などを行う専門職
この資格は購入者・売却者の双方
消費者が安心して不動産取引を
行えるようにする為
法的に定められた必須の
国家資格となっています - 資格の法的根拠と位置付け
宅地建物取引士資格は
昭和33年(1958年)に施行された
宅地建物取引業法に基づき
国土交通省が管轄
この法律は不動産取引における
適正な取引確保と消費者の
利益保護を目的となり
宅建士は法律により
特定の業務を行うことが
義務付けられています - 宅建士の主な業務内容
宅地建物取引士主な業務は
以下の通りとなります
重要事項の説明
不動産の売買や賃貸借契約で
契約前に物件の概要や契約の
条件など重要な事項を説明します
契約書への記名押印
契約書に記名押印することで
契約成立を証明します
取引における公平な視点で
監督・指導
不動産業者の業務が法令に
則って行われているかを確認
不動産取引で発生する
苦情処理・相談対応
周辺近隣住民からの苦情や
相談に対応し適切な解決策を提供
☆宅建試験(令和6年度)1問1答
過去問の説明はココから見れます


国家試験を合格して宅建士へ

- 試験概要・及び受験資格
試験基本情報
試験日:毎年10月の第3日曜日
(13:00~15:00)
試験形式:50問の四肢択
一式マークシート試験
試験科目:
権利関係(14問)
法令上の制限(8問)
税その他(3問)
宅建業法(20問)
免除科目(5問)
受験手数料:8,200円
合格基準:50問中35問以上の正解
(得点率70%以上)
合格率:例年15~17%程度
実施年度による差異がある
受験資格
宅建士の試験には学歴や年齢
実務経験などの受験資格はなく
誰でも受験することができます
ただし合格後に資格登録を
行う際には一定の条件がある
国家試験の申込等

- 資格取得の流れ
試験申込み:毎年7月に受付開始
インターネットまたは
郵送で申し込みます
試験実施
10月第3日曜日に試験実施
合格発表
試験から約1ヶ月半後
11月下旬頃・合格発表
登録実務講習の受講
実務経験が2年未満
またはない場合
登録実務講習受講する必要がある
登録申請
必要書類を揃えて
都道府県に登録申請
宅建士証の交付
登録が完了すると
宅建士証が交付
合格後:宅建士の平均年収は

- 宅建士の活躍分野と年収
宅地建物取引士は
不動産業界を中心に
多岐にわたる分野で
活躍しています
具体的には不動産会社をはじめ
ハウスメーカー・金融機関
行政機関などで勤務することが多い
独立して新規開業して
不動産業を営むことも可能です
平均年収は勤務先や経験年数
地域などによって異なりますが
一般的に300万~600万円程度が
多いとされています
特に経験を積んだ宅建士や
営業成績が優秀な場合は
高い年収を得ることも可能
- 資格の維持と更新
宅建士証には有効期間があり
有効期限5年間で
更新手続きが必要です
更新には法定講習受講が
義務付けられており
講習を受けることで
最新法令や業務知識習得する
ことが目的となります
更新手続きは宅建士証の
期限が切れる前に行う必要がある
- まとめ
宅地建物取引士は
不動産取引において
欠かせない国家資格
消費者保護の観点から
取引適正化に寄与しますので
試験の司法試験・税理士試験と
比較すると難易度はけして
高くありませんが
合格後の登録や更新手続など
煩雑な事も多いのが実情です
次回記事の予告

宅建士じつ
アラフィフ不動産ブログ
最後まで読んで頂き
ありがとうございます
次回は後輩などに
聞かれる試験問題にも
触れてみたいと思います
是非、登録して読み続けてくださいね
よろしくお願いいたします
「see you again」
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