登記簿謄本などで調べても判らない土地
1万円からできる不動産投資【利回り不動産】
こんにちは（＾＾）
アラフィフ宅建士ブロガー
じつ＠です
今回も
不動産にまつわる事に
フォーカスを絞って
書き込みながら説明と
補足などをしていきます
最近、テレビなどでも
話題でとりあげられる
キーワードが多くなった
「所有者不明土地」
最近、よく耳にする言葉
なぜ発生するのか
一体どんなものなの？
国家資格でもある
ファイナンシャルプランナーと
宅地建物取引士でもある私が
そんな疑問に答えます
不動産における
疑問解決などの
参考にして貰えると幸いです
このブログはアラフィフ宅建士が
不動産にまつわる疑問・不思議を
重点的に説明しています
『所有者不明土地』
『なぜ発生するの』
この記事は疑問を抱えるあなたに向けて書きます
「所有者不明土地」って一体なに？
「所有者不明土地なぜ出来る」
どうして発生するのか
まずは題材の「所有者不明土地」って一体なんなの？
主に2つの条件に合致した土地が該当します
- 法務局に備え付けられている不動産登記簿で
調査しても所有者が直ちに判明しない土地 - 同じく法務局に備え付けられている
登記簿謄本で所有者が判明していても
その所在が（現在の）不明の為
所有者に連絡がつかない土地です
例として実家がたとえば地方にあり
そこに住んでいる両親が亡くなった為
生家が空き家になってしまったものの
子供は東京など首都圏に出ていて
現在は生活基盤を築いているため
地方にある実家に戻ることはないという場合
自分も経験があるのですが
上記場合はきっぱりと売ってしまいます
その時、選ぶサイトが重要です
私なら戸建ての時は 三井のリハウス 
相続登記をしなくても罰則規定がなかった
1万円からできる不動産投資【利回り不動産】所有者不明土地なぜ出来る
本来は両親が亡くなって実家を相続する時に
法務局へ相続による不動産所有権移転登記を
しなければならないがブログ掲載時までは
その申請をするかしないかは所有者（相続人）の
任意判断とされてきました
もし、所有権移転登記を法務局へ行わなかった
としても、罰則規定などは設けられていないのです
その為、上記でも書きましたが相続人である子供が
実家から遠く離れた地域に生活基盤を築いているような時
わざわざ実家を相続するメリットがないときは煩雑な
不動産所有権移転登記（相続登記）をしないまま
放置し続けて「所有者不明土地」と
なってしまうケースが頻発しています
その様な事を含めた結果
実際に相続が発生した直後であれば
比較的に相続人特定は安易だが
相続登記（不動産所有権移転登記）を
しないまま月日が流れて
子供から孫へ、更には孫からひ孫へ
世代が変わってしまった結果
その土地（不動産）の所有者が
誰なのかわからなくなってしまう事になる
あるいは法務局に備え付けられている
登記簿謄本で所有者が判明しても
その所有者が既に引っ越してしまい
同じ事が繰り返されるうちに所有者不明の
状態になってしまうケースが多く見受けられます
なので
上記場合もやはり
きっぱりと売ってしまいます
その時、選ぶサイトが重要
相続登記未了土地ってどれだけあるの？
『大都市の場合』
最後の登記から50年未満
宅地：16,607件
田・畑：1,804件
山林：1,662件
小計：20,073件 （93.4%）
最後の登記から50年～70年未満
宅地：878件
田・畑：237件
山林：98件
小計：1,213件 （5.6%）
最後の登記から70年～90年未満
宅地：55件
田・畑：34件
山林：43件
小計：132件 （0.6%）
最後の登記から90年以上
宅地：17件
田・畑：42件
山林：20件
小計：79件 （0.4%）
合計21.497件
中小都市の場合はどうなのか？
『中小都市の場合』
最後の登記から50年未満
宅地：15.731件
田・畑：19.296件
山林：23.973件
小計：59.000件 （75.4%）
最後の登記から50年～70年未満
宅地：852件
田・畑：3.583件
山林：6.234件
小計：10.669件 （13.6%）
最後の登記から70年～90年未満
宅地：465件
田・畑：1.374件
山林：1.898件
小計：3.737件 （4.8%）
最後の登記から90年以上
宅地：540件
田・畑：961件
山林：3.326件
小計：4.827件 （6.2%）
合計78.233件
ちょっとビックリする程
多い相続登記未了土地です
次回は引き続き「所有者不明土地なぜ出来る」
続編を記載してご説明します
ブログを最後まで読んでくれて
ありがとう♪ それでは次回また！
こちらの記事も要チェック：税制改正大綱
